今回は、子供部屋の間取りを考えている人への記事となっています。
この記事は、こんな人にオススメです。
・これから家を建てる人
・子供部屋の間取りをどうしようか迷っている人
・子供部屋以外にも間取りのアイデアを求めている人
にオススメの記事になっています。お子さんがいる方もいない方もどんな間取りにしようか迷っている人は、参考にしてみてください。
子供部屋を作る
子供部屋に求めるものとは何か考えてみましょう。
各家庭で子供の教育の仕方が変わってくるため、必ずと言った決まりは存在しません。それでも子供部屋は作りたいと思う人は多いと思います。
一例ではありますが、どのようにして子供部屋に間取りを考えていけばいいのか紹介していきます。
子供部屋に求めるもの
ここでは、子供部屋を作るにあたって必要なものは何か考えていきます。この記事を参考に各家庭で必要そうなものをピックアップして、子供部屋を作っていきましょう。
テレビ

まずは、テレビの有無です。
子供の頃は自分の部屋にテレビがあるかないかで、子供部屋に一人でいる時間が変わってくると思います。逆にテレビが無くても、一人になりたかったら部屋に行くだろうし、最近はスマホやタブレットが普及しているのでそっちの方を触ってる時間が多くなると思います。
テレビを見たいなら、リビングで見るか録画してみるようにすればいいかと思います。
また、コスト面でもテレビを付けるか付けないかで大きく変わってきます。
我が家が子供部屋にテレビを設置するとしたら、このくらいかかります。
テレビ本体代(32型) | 約20000円 |
テレビ線引き込み代(工務店にお願い) | 約15000円 |
テレビボード | 約2000円〜 |
その他電気代 | |
合計 | 約37000円〜 |
大体の値段ですが、我が家ではこのくらい掛かると踏んでいます。
安くしようとすれば、テレビ線の引き込みを自分たちでやったり、もっと安いテレビやテレビ代を購入することもできますが、いずれにせよ費用はかかるわけです。
お子さんが大きくなって、どうしても必要になってから購入するのも、選択肢の一つだと思います。
部屋の広さ
子供部屋の広さについて、考えてみましょう。
工務店に聞きながら、子供部屋を作るとどうしても大きめに作るように仕向けてきます。(工務店側は大きい家を作ってもらう方が得なので,,,)
私が大学生の頃、アパートでルームシェアしていました。
そのころは、4,5畳の部屋で4年暮らしましたが、ベッドとテーブルとテレビを置いて普通に生活することができました。少し窮屈にも感じる時もありましたが、大学生で少し程度だったので子供には十分な大きさだと感じます。
お金に余裕がある人や子供部屋に重点を置いている人は、6畳以上の部屋を作るとさらに不満なく過ごすことができるでしょう。
部屋に置くものと部屋の大きさ
最終的には子供部屋に何を置くかで、部屋を作っていくと後々後悔しない部屋を作ることができるでしょう。
例えば、
・基本、寝て勉強するだけ!
生活の中心はリビングで過ごす家庭は、ベッドと机だけあればいいのでそこまで大きい部屋は必要ないでしょう。
・子供が高校生で、部屋でトレーニングなどもするという人は、ベッドと机を置いたら、4,5畳じゃ小さいと思います。
・二段ベッドを使って一部屋に子供二人が生活するという人は、初めは大きな部屋を作ってから、後から区切って使う方法もあります。
子供が生活していく上で、不便だと感じるのはよくないですが、大きな部屋を与えすぎても散らかしてしまうだけなので適切な大きさの部屋選びが必要となってきます。
工夫した間取りを作る
部屋の大きさばかりに気を配りがちですが、ちょっとした工夫で色んな選択肢も増えていきます。
今はまだ、お子さんがいない夫婦でも先を見越して子供部屋の間取りを考えることで、欲しかった子供の数と実際に産んだ子供の数が合わなかった時にも対応できます。
いずれは分割できる大部屋を作る

子供がいないけど、これから作る予定の人や予想外に双子や三つ子が生まれてきた場合、子供部屋の数が足りなくなってしまうこともあります。
そこで、初めは大きな部屋を一つ作って後から、区切って部屋を分割する方法もあります。
この場合のメリットは、急に双子など生まれて一人部屋が欲しいと言った際には、対応できるという点です。
また、小学生の頃は一人部屋を使うことはほとんどないと思うので、大部屋にすることで走り回ることもできるし、家族全員で布団を敷いて寝ることできます。
デメリットとしては、子供が一人だった時は、部屋が大きすぎること(子供的には嬉しいことでもある)や部屋を区切る際に別で費用がかかることです。
私が建てた工務店では、
初めから分割することを想定した建築方法にすると、分割工事は約10万円ほどで、
分割することを想定しない大部屋を分割する工事費用は約15万円になるそうです。
部屋を区切る際の壁の下地を入れるか入れないかがその差になるそうです。
あらかじめ、部屋を区切って使う予定のある方は、設計時点で工務店の人に伝えておくと費用が安くなるかもしれません。
あえて子供部屋を作らない
最後に、子供部屋を作らない間取りも紹介しておきます。
テレビで、「あえて雑音のあるリビングなどの空間で勉強させることで集中力を高める」といった勉強法があることを知りました。
その効果を狙っているのかわかりませんが、あえて子供部屋を作らず、その分リビングを広く設計し勉強スペースを作ることも可能です。
間取り次第では機能的でデザイン性高い間取りを作ることも可能になると思います。
スキップフロアを利用した勉強スペースやテレビの見えない位置の勉強スペースなど色々な選択肢があると思うのでその中から選んでいきましょう。

子供部屋のまとめ
今回の記事は、
・子供部屋に求めるものを考える
・部屋の大きさを決める
・大部屋にしたり、逆に子供部屋を作らない選択肢を持つ
ということをまとめてみました。
子供がまだ生まれていない家庭の人は、少し難しいですが先のことも考えて間取りを決めていくことが大切になってきます。

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